「働いているお母さんが好き！」
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子育てママに、嬉しい絆です
広島銀行(ひろぎん)の求人に応募した当時の私は、子育て真っ最中でした。子どもたち(5歳と2歳)を預けて、求人面接に向かう前は「銀行って、子どもの病気で急に休めるのかな？」という心配がありました。求人情報で主婦パートは「月間16日以内勤務」「土日祝休み」が希望できると知っていたので、子育て中の私に条件はぴったりです。求人面接が始まって、当日欠勤は可能ですか？と質問をする前に、担当者の方から「お子さんの病気やご家庭のご都合も、気兼ねなく相談してください」とおっしゃって頂きました。すごくホッとして「銀行は未経験だけど広島銀行(ひろぎん)で働きたい！」と強く思ったのを覚えています。
採用が決まって後方(こうほう)事務からスタートです。後方事務は窓口担当になる前の、実務と研修を兼ねた準備期間。下の子は保育園に入園したばかりで、保育園で病気をうつされてくることもありました。申し訳ないと思いながらも、求人面接でおっしゃって頂いた通りに相談して、当日欠勤したこともあります。子どもの体調によっては、病児保育や延長保育も活用しました。
広島銀行(ひろぎん)の求人内容で私が一番に魅力を感じたのは、月間16日以内勤務のシフト制です。月間16日以内勤務の主婦パートは平日に必ずお休みがとれるので、保育園の役員会に出席できるからです。子どもたちが通園していた保育園は、役員会が平日夕方と土曜日だったので本当に助かりました。保育園児・幼稚園児の母親は、育児・家事の他にもやることがいっぱい。週3～4日のシフトで安定して働ける広島銀行(ひろぎん)の月間16日以内勤務は、ありがたいの一言です。
後方事務から窓口担当になってからは、緊張と楽しさの毎日でした。銀行や事務は未経験でしたが、独身時代は車販売の営業職だったので接客は好きな仕事です。広島銀行(ひろぎん)にご来店くださるお客さまは地元の方ばかりなので、ちょっとした世間話をされる方もいらっしゃいます。「明日は雨降りかね？」「今日も広島カープ勝って欲しいね～」など、地元ならではの会話は楽しいものです。混雑する時間帯は長くお話しすることはできませんが、それでも私から笑顔でご挨拶をするとお客さまも自然と笑顔でかえしてくださいます。
実務でいうと、窓口業務は後方事務と連携して処理を進めていきます。以前に出金と納税を同時に承ったとき。通常は窓口で出金・納税額を入力後、後方事務が出金額から納税額を引いた現金を用意します。窓口は金額があっているか確認をして、お客さまへお渡ししますが…窓口で緊張していた私は、金額を確認せずにお渡ししました。
その日の窓口営業時間後です。銀行内の現金が足りない事態になりました。不足金額を調べると、私が担当したお客さまの納税額分であることが判明。私が確認をせずにお渡しした現金は、納税分を引いていない金額だったのです。すぐに上司がお客さまに連絡をして事なきを得て、先輩主婦パートさんに「次からは確認を忘れないように！一緒に頑張ろう！」と励まして頂きましたが、仕事後の保育園のお迎えは、どんよりと暗い顔でした。
お迎えで子どもたちの笑顔が見えた途端に「充電させて～～」と、私から子どもたちに抱き着いた温かさを忘れることは出来ません。広島銀行(ひろぎん)の主婦パートさんから「子育てママが働くのは大変だけど、仕事で落ち込んだときほど！子どもの笑顔に助けられるよ」と聞いていましたが、本当にその通りです。どんより顔だった私でしたが、子どもたちと触れ合って保育園から自宅に帰る道すがらは「明日からまた、しっかり頑張ろう！」と、前向きな気持ちを取り戻していました。
広島銀行(ひろぎん)の月間16日以内勤務の主婦パートになって数年が経ち、保育園児だった子どもたちも小学校にあがりました。小学生になってからは兄妹で支店に来て「○○ちゃんと遊びに行っていい？」と聞くような場面も。勤務中なので少しだけ話してすぐに仕事に戻りますが「子どもが支店に来るなんて、とんでもない！」と怒られることはありません。広島銀行(ひろぎん)は出産前後の産休・育児休暇から復職した行員さんもいらっしゃるので、育児に関してはとても理解がある職場です。
育児に理解がある理由は、子育て中の主婦パート・行員さんが多いからだけではありません。当時の求人情報には書いてありませんでしたが、広島銀行(ひろぎん)には支店ごとのレクリエーション企画があります。日帰りバス旅行や山登りなどに行きますが、皆さん、子ども同伴。保育園児・小学生・中学生の子どもたちが一緒に遊ぶ機会があって、私の子どもたちも他の主婦パートさんのお子さんと仲良くなり、とても楽しそうでした。
子ども同士が仲良くなると、自然と母親同士も親睦が深まります。窓口担当ではない主婦パートさんや行員さんとも、気軽に話せるようになりました。
広島銀行(ひろぎん)のレクリエーションをきっかけに、部署をこえてランチ会や飲み会をするようになりました。育児・家事の情報交換や、趣味やテレビドラマなどの他愛もない話で盛り上がります。広島銀行(ひろぎん)の主婦パートさんは、銀行業界・事務未経験が多いので職歴はさまざまです。皆さんの経験談を聞くだけでも、専業主婦のころに比べるととても新鮮な気持ちになります。
私が広島銀行(ひろぎん)の求人に応募した当時は、主婦パートも多少の残業がありました。月末や繁忙期です。残業になった日は、小学生の子どもたちに「洗濯物いれといて～」と電話して、家事のお手伝いをお願いしていました。母親が働くことで子どもたちに嫌な思いをさせたくはないけれど、私の子どもたちは協力的だったので助かりました。
子どもたちは「ひろぎんのおばちゃんたち、優しい～」「山登りで友達になった○○ちゃんに年賀状だしたい～」など、広島銀行(ひろぎん)に対して良い印象を持ってくれています。ある日、ふと「働いているお母さんが好き！」と言ってくれたのは、私には最高の褒め言葉でした。
そんな褒め言葉をかけてくれた子どもたちも、高校生と中学生に成長。現在も働くお母さんを応援してくれています。高校生の息子は、私が税務の勉強をしていると「この公式の使い方が違うよ」と教えてくれます。テスト勉強をする息子と私が一緒にダイニングテーブルに。中学生の娘はキッチンで食器の片付けをしてくれています。
この求人に興味をもたれた方へ。私がミスした後方事務との連携処理ですが、現在は入力システムが改善されて、同じミスは物理的に起こらないので安心です。主婦パートの残業も、広島銀行(ひろぎん)全社で「残業ゼロ」を目指している今は、原則ありません。私が経験してきた広島銀行(ひろぎん)のお仕事は、子どもとの絆を深められる優しさがあります。銀行・事務未経験でも、育児・家事とパートを両立しながら「子どもと一緒に成長」できます。
